アイディアとテクニック
■健康指導のテクニック
子どもや保育士への健康管理や、急な病気やケガの応急処置だけでなく、健康指導の役割を担っている保育園看護師。
手洗い・うがいといった基本的な指導を始め、病気や怪我をしないように指導を行っていきます。
看護師が直接子どもに指導するだけではなく、保育士に対しても子ども達に適切な対応ができるように指導をして行かなければなりません。
健康指導で苦労する事は、やはり子ども達への指導です。大人はすぐに理解してくれますが、子ども相手では簡単にはいきません。ただ説明するだけでは子ども達は聞いてくれないのです。子ども達がいかに興味持ち、楽しく取り組めるように工夫できるかが大切なポイントです。
どうして手洗いうがいは必要なのか、歯磨きをしないとどうなるのかなどの説明を、子ども達が分かるように紙芝居にしたり、歌を歌いながらやってみたりと、まずは子ども達に興味を示してもらうことが大切です。マニュアル通りに教えるのではなく、しっかりコミュニケーションを取りながら子どもの意欲を引き出した上で、健康指導を行っていきましょう。
■保育便りの作成
子どもと接しながら健康管理をする事だけが保育園看護師のお仕事ではありません。保育便りの作成・健康面での保育指導計画の作成などといった事務仕事も大切なお仕事です。特に、保育園側が保護者に向けて発行する「保育だより」は、保育園と保護者を結ぶ役割を果たす大切な手段になるので、しっかりと作成をしていきましょう。
では、「保育便り」には、どのようなことを書けば良いのでしょうか?
(例)
◆今保育園で流行っている感染病の状況
◆感染病の潜伏期間・登園可能な時期の判断
◆胃腸が弱い子どもたちのために、消化にいいレシピやお薬の話
◆病気の予防法
◆怪我をした時の応急処置の仕方
◆近隣の病院について
上記にあげた例などを、イラストや図形を交えながら保育便りに書いていきます。園の様子や、子ども達の健康管理に役立つ情報しっかりと発信していきましょう。保育便りの作成は、パソコンを使って行う保育園がほとんどなので、パソコンはある程度使えた方が良いと思います。
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こちらのページでは、気になる保育園看護師の1日を紹介しています。子どもの健康管理をする事だけが、保育園看護師のお仕事ではありません。保育士さんと連携を取りながら、どのように子ども達と接しているのかを詳しく紹介しています。